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【実践女子大学取材記事】底引き網は「空想」で網を下ろします。 だから、魚が多いと「ヤッター!」って思いますね(笑)

~実践女子大学の学生さんがおおだ一日漁について取材して記事にしてくださいました~
取材2018年9月 取材にご協力いただきまして、ありがとうございました

海運丸 船長 土江利之さん

―この仕事を始めたきっかけは何ですか?
自分はもともと漁師になるつもりではなかったが親戚にお世話になった恩がありそのご縁
で船に乗ることになりました。昭和56年に底引き網の許可がおりて海運丸という船を新し
く作ったのがきっかけです。

―普段はどんな生活をしていますか?
だいたい朝3時くらいから船を出し始め…

―えっ!早い!
3時は遅いほうですよ(笑)。船の上では一つの網は50分くらいであげて180~200箱
くらいの魚があがるから次の網までの合間に30~40種の魚と大きさに分けるのを5人
でやっています。夕方5時くらいに帰ってきて陸揚げを1時間くらいして翌日の燃料や氷、
木箱の準備をして7時くらいに家に帰ることが多いです。

―船の上で魚の種類と大きさを見分けて箱に入れていく作業をしているんですね。
網を下ろしておく場所はどうやって決めてるんですか?
底引き網は魚がどこにいるか見えないから空想で網を下ろします。長年の経験を生かさな
ければいけないから難しいです。仕事はきついし大変なことも多いけどやっぱり魚が多い
と「ヤッター!」って思いますね

―毎日魚を見ていて飽きたりしませんか?
不思議なことに飽きないですよ。若い時は肉料理食べたいとかはあったけど、今は全然
そんなことないです。漁師ですからやっぱり魚好きですもん。食事も魚ばっかりですから。
朝と昼は船の上で夜は自宅で食べます。醤油、みそとか調味料を持って行って取った魚を
その場で調理して朝は味噌汁、昼はお刺身などにして食べます。毎日帰って夕飯を家で
食べることができるというのも一日漁のいいところです。家族との時間もありますしね。

―“一日漁”について教えてください
昔は巾着網いう漁法で行っていたが戦後から底引き網に変わっていってね、巾着網は人手
がかかるが底引き網は5~6人いればできるし大田市の底引き網は1隻で引くのが主流
いうのが特徴かもね。大田市の船が小さいのは、昔から小さい船だからそのままでいいか
なと思ってそのままの大きさで続けてきたからなんです。だからこそ一日漁というものが
成り立つんです。もっと大きい船だったら遠くに行って何日も漁行けるけど小さい船では
そんなに遠くまで行けない。だから朝早くいって夕方に帰ってくる。そのことによってど
こよりも新鮮な魚を販売することができるんですよね。

―今、どのような方が海運丸に乗られていますか?
今、私含めて60代2人と40代と30代と20代の5人でやっています。20代の人は漁師とは
かけ離れた法律を大学で学んでいたんだけど、漁師フェアなどをやっていた時に大阪から
きてそこから漁師の道に進んで大学をやめて今3~4年働いています。

―全然違う生活環境から定着する若い方もいるんですね。
どんな人に来てほしいなどはありますか?

どんな人が来てほしいとかはあまりないですけど、やっぱり若い人を集めたいですね。
地元に漁師になりたい人が少ないから県外からきてくれる元気で素直な人がほしい。
来てくれれば誰でもうれしいですけど自分で選んだ仕事を一生懸命やることの気持ちを
持っていることが大切。
“漁師から仲買人、加工屋へ…鮮度のリレーが大田らしさのカギ”

―今後、“一日漁”をどのようにしていきたいとかありますか?
今の時代、県外の情報は必要だと思います。実際に県外の情報をくれる方の存在が重要に
なってくると思います。大田市の魚と醤油などをセットにして東京など普段大田の魚を食
べることができない人達に向けて販売をしていきたいのですが、なかなかまだ踏み込めて
いません。自分たちは魚も獲って昼間は電波の届かないようなところにいるし時間がない。
だからこそ仲買人と漁師がお互いにに一日漁を盛り上げていかないといけない。どっちか
だけ盛り上げようとしてもうまくいかないから、一緒に同じ温度でいなければいけない。
そのためには一日漁をもっと知ってもらう必要があります。今までの一日漁のじゃだめ。
一日漁といっても県外に運ぶ前に加工屋さんで一日寝かせてしまったら一日漁ではなく
なってしまう。一日漁独特の良さが生きなくなってしまいます。今は、広島や九州などに
運ぶ仲買さんが減ってきた。それでは一日漁の意味がなくなってしまうからそこを変えて
いきたい。

―なるほど、漁師さんだけでなく、地元の市場の人、地元で加工する人、県外へ運ぶ人、
県外で売る人…というリレーの先に一日漁の鮮度を私たちも味わえるんですね。
本日はお忙しい中ありがとうございました。

【取材を振り返って】
今回、大田市の一日漁の取材をしてみて、東京の人たちは築地のような魚が新鮮だと思っ
ていますが、更に新鮮である一日漁があまり知られていないことを痛感しました。私も実
際今回この取材をするまで一日漁のことは知らなかったのですが実際に足を運んでみなけ
ればわからない大田市の良さや魚の新鮮さ地元の方のやさしさなどたくさんあることがわ
かりました。この記事を通してなるべく多くの方に、大田市の魅力、存在を知ってほしい
と思っています。
今回取材を受けて下さった土江さんは初め、いかにも船長さんという厳しそうな雰囲気で
したが、一日漁の話をしてくださっているうちに、どんどん表情が変わって楽しそうに話
してくださったのを見て本当にこの仕事が好きでプライドを持ってやっているんだろうな
と感じました。おかげで楽しく、濃い取材ができました。ありがとうございました。

【記事を書いた人】

甲嶋香穂
実践女子大学 人間社会学部 人間社会学科 伊藤・松下ゼミ
島根県には小さい時家族で行ったことありましたが、今回行っ
てみて魚がおいしくて感動しました。今度は冬に行ってへかや
きを食べたいです。

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